東京製菓学校の教育理念と歴史・沿革|1954年の開校以来変わらぬ教育理念と、その歴史・沿革をご紹介。

教育理念と歴史・沿革

教育理念「菓子は人なり」

菓子は、
豊かな人間性から生まれます。

1954年、国内唯一の製菓技術専門学校として開校以来、食文化の向上を目指し、精神的にも技術的にも豊かで優れた人材の育成に心を尽くしてきました。本校を創立した初代校長の掲げた教育理念は、校歌にも謳われている「菓子は人なり」です。いくら高い技術を持っていても、人間的な成長が未熟であれば、全く意味のないものになってしまいます。高い技能の修得を志し、技術に磨きをかけることはもちろん、自らも人間性を高めることが、人々に喜びを与える菓子づくりにつながると考えているのです。
そうした考えに基づき、本校ではものを創ることの楽しさ、つまり「創造する喜び」を学生一人ひとりに理解してもらうことから始めます。教師が一方的にプロセスや答えを教え込むマニュアル通りの指導ではなく、学生自身が考え行動を起こせるようなサポートを心がけ自主性や想像力を育み、学生と教師相互の信頼関係を深めていきます。授業には実践的なカリキュラムを最大限に取り入れ、最新の機材や特殊設備も完備し、さらに国内外のトップレベルの講師を招くなど充実した教育環境の実現に、これからも持てる力を注いでいきます。
即戦力として社会で活躍できる人間を育てるために。
精神面と技術面の両方を磨く環境を整え、これからも学生一人ひとりの夢の実現を力強くサポートしていきます。菓子は、豊かな人間性からこそ生まれます。このポリシーを大切に、日本だけでなく世界中に、豊かな心を持った技術者を輩出していくことが、私たちの願いです。


学校長 梶山 浩司
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歴史・沿革

「いつでも最先端の技術と知識を学べる」。
東京製菓学校は、1954年の開校以来、業界の人材育成のトップランナーであり続けています。
先取的な取り組みによって卒業後すぐに役立つ新たなスキルやノウハウを身につけることができるのです。
1953/9
東京都新宿区西大久保に「東京高等製菓学校」「東京パン技術指導所」を創立
第二次大戦後の復興の途にあった時代。パンの製造販売を行っていた山本剛一(創立者)は、「つくるだけでなく、つくる人を育て雇用も増やさなければ本当の復興にはならない」と考え製菓製パンに従事するプロフェッショナルを育成すべく、本校を創立。人を育てることで経済の発展に寄与すべく、東京製菓学校は生まれたのです。
1954/4 開校
1967/7 学校法人として認可を受ける
1977/4 現名称である『東京製菓学校』に校名変更
「アメ細工」の授業を本格的に取り入れ始める
1978/7 学校教育法規定により「専修学校」として認可を受ける
1984/10 東京都新宿区高田馬場に新校舎が完成、移転
1986/11 労働大臣より「無料職業紹介所」として認可される
1987/3 労働大臣より「職業訓練指導員」と「技能検定」の受験資格の短縮の指定として認可される
1990/5 野外教育施設「箱根セミナーハウス」が元箱根に完成
1993/9 『石窯之舎』完成、校舎内に世界最古の石窯・ポンペイ石窯も復元
現在のパン市場のメインストリーム『石窯焼き』のパン。東京製菓学校では、こうしたトレンドを見越して、いち早くヨーロッパの本格的な石窯を導入しました。スペイン窯、フランス窯のほか、イタリア・ポンペイ遺跡の世界最古の石窯の復元プロジェクトも実施しています。
1997/3 製パン教育専門施設「パン科校舎」完成
2004/3 韓国に「東京製菓学校 ソウルオフィス」を開設
2005 国際交流イベント『Japan Week』に出展、日本の菓子文化の発信と啓蒙に寄与
2005年の国際交流イベントをきっかけに、菓子を通じた文化情報発信・国際交流にも貢献しています。イタリア、スペイン、フランス、オランダ、ポーランドなどヨーロッパを中心に日本の菓子文化の発信と普及にも努めています。
2007 全国和菓子協会認定の『選・和菓子職』の立ち上げを全面サポート
『選・和菓子職』とは日本でいうM.O.F.(=フランスの国家最優秀職人章)のようなものです。業界最高水準の技術を持つ職人だけに付与される、この栄誉ある制度の立ち上げを本校が全面的にサポートしました。世界に誇るトップレベルの技術の発信・啓蒙にも寄与しています。
2010/4 パン本科が2年制に変更

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