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2016 10/08  ふだんの授業
お菓子に関わるすべてを学んでいきます
先日の夜間部 和菓子専科1年生では、「織部饅頭」をつくっていました。

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お饅頭といっても、その種類はさまざま。
数あるお饅頭の種類の中でも、今回つくっている「織部饅頭」は特に難しいとされる薯蕷饅頭で、和菓子製造技能士1級の課題のひとつとしても取り上げられているほどなんです。

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今回の薯蕷饅頭の皮の部分には大和芋を用いています。
そのため、上質なやわらかい食感に仕上げることができるのですが、大和芋のすりおろし方や生地の捏ね方など、本当にちょっとしたことで出来上がりが大きく変わってきてしまう難しいものなんです。

この日は初めての「織部饅頭」ということもあり、学生のみなさんもかなり苦戦していたみたいです。

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この「織部饅頭」は、慶長年間の頃、伊勢松坂の城主で有名な茶人でもある"古田織部"という方が好んで作らせた、緑色の上塗りが施された織部焼きといわれる器を表現したお饅頭なんです。やっぱりお茶とお菓子は密接な関係なんですね。

学校で学んでいくのは、つくり方だけではありません。
それぞれの名前の由来やルーツ・歴史、使用される材料、用いられる行事など、一つひとつのお菓子に関わるすべてのことを学んでいきます。
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