2015 05/18 ふだんの授業
時間内にしっかりと仕上げる
洋菓子本科では1年生の後半くらいからは、ほとんどの実習で複数の製品を、グループごとに決められた時間内に同時進行でつくっていきます。
この日の洋菓子本科2年生では、「デリス・フロマージュ」というムースケーキと、伝統的なウィーン菓子「カーディナル・シュニッテン」、さらに杏とくるみの入ったタルト「アプリコーゼ」の3種類をつくっていたんですが...
なんと2時間以上を残して14時くらいには、すべての工程が終わってしまいました!
だいぶ作業をスムーズに進められるようになってきましたね。
でも早く授業が終わってしまうことはありませんよ。
そんなときは、次の日の実習の準備や計量をしたり、マジパン細工やガナッシュの細書きなどの練習をしたりしています。
逆に、授業時間をオーバーしてしまうこともありません。
もし実際の現場で作業が遅れて時間をオーバーしてしまったら、場合によってはお客様を待たせてしまうことになってしまいます。
そんなことは絶対にできませんよね。
ちなみに、本校では放課後に残って個人で自習したりすることもありません。
授業時間内に集中して取り組んでつくっていくことの方が大切ですし、授業で先生がすぐそばにいる時にしっかりとやってくれれば、技術はちゃんと身についていきますから安心してくださいね。