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10/08/02 [和コラム]8月の行事と和菓子
〔8月の行事〕  
お盆
東京では7月、地方では8月に行なわれるお盆。
和菓子屋さんもこの時期にはお盆にお供えとして使われるお菓子をつくります。
お供えに使われるものとしては、落雁(らくがん)、打ち菓子、おはぎなどが挙げられます。
昔からある、シンプルな材料でできるお菓子が多いようです。
また、月見団子のようにピラミッド状にしたお団子もつくります。
皆さんもこのようなお供え用のお団子を見たことがあると思いますが、これはピラミッド形にした状態で蒸すため、のり状になってくっつくのでばらばらに壊れたりすることがないのです。
食べるためのお菓子ではなく、あくまでお供えするためのものなのですね。

      落雁、打ち菓子…砂糖を主な原料とし、菊や蓮などを彫刻した木型を使ってつくるお菓子。
wasanbonrakugan.jpg「和三盆落雁」uchigashi.jpg「打ち菓子」

      おはぎ…“おはぎ”と“ぼたもち”は同じものですが、春に使われるものを“ぼたもち”、秋に使われるものを“おはぎ”と呼びます。“ぼたもち”はこしあんで牡丹の花に見立てて、“おはぎ”はつぶあんの粒を萩の葉に見立てているのです。

〔8月の和菓子〕
夏向きのゼリーや水羊羹、7月にもご紹介した“うちわ”や“ほたる”を表現した風流なお菓子が引き続きつくられます。また、お盆の時期の帰省用のお土産として日持ちのする焼き菓子(どらやき、栗饅頭など)が使われます。